モヒカン故郷に帰る
監督: 沖田修一
出演: 松田龍平／柄本明／前田敦子／もたいまさこ／千葉雄大
時間:128分
（作品鑑賞回数 1回目）
モヒカン頭の売れないバンドマンが妊娠した恋人を連れて故郷の島へ帰るが、そこには個性豊かな家族たちがいる。喧嘩別れしていた父親はがんと宣告される・・・
沖田監督の作品、南極料理人、横道世之介は大好きです。ハートフルに見えるけど、どこか人間の本質をぐさりと突く作風が好きです。この作品もその要素はあるのですが、全体的に惜しい！というのが感想です。
理由は設定、展開がどこか想像がついてしまったからです。また、キャラクター設定からの展開がみえみえというところも興ざめの理由でしょう。松田龍平は好きな役者でこのキャラクターもぴったりでしたが、南極料理人、横道世之介の主役キャラクターに比べると好感度、共感度という意味では勝てませんでした。これは役者の問題ではなく、設定的に全2作と比べるとキャラクターの魅力がシナリオ的に落ちていることが原因と思われます。
決してつまらなくはないし、まとめ方は悪くはないが、どこか安全パイで狙いすぎたうえにファンに見透かしたというのがこの作品の評価でしょうか。結論はやっぱり惜しい！につきます。
評価★★★
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【評価一覧】
★★★★★（★5つ）映画史プラス個人的に大好きで何度も見れる作品。
★★★★☆（★4.5つ）映画史に残る名作＜必見＞
★★★★ （★4つ）良作＜ぜひ、見てほしい＞
★★★☆ （★3.5つ）佳作＜はまる人ははまる＞
★★★ （★3つ）普通＜悪くはないので見て損はない＞
★★☆ （★2つ半）※それ以下は特にお勧めはしない。
