アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 感想・批評・評価
監督: ギャヴィン・フッド
出演: ヘレン・ミレン/アーロン・ポール/アラン・リックマン
時間:102分
(作品鑑賞回数 1回目)
【感想】
罪なき少女を犠牲にする可能性があるが、テロリストを殺害できるチャンスをどうするか、安全な場所から政府や軍の関係者が検討する・・・。
映画作品として普通に面白いうえに、さらに現状起こりうる(起こっている?)問題を描いています。人道的なテーマを入れつつそれを無理やり押し付けるわけではなく、作品の展開としてうまく絡めている点が非常に良かったです。一般的に、こういうテーマは押しつけがひどくて、見ていて逆に不快になるケースが多いのですが。この作品、根底は人道的テーマが流れながらも、ストーリー展開が絶妙です。社会の構図が上手くつまっており、責任の押し付け合い等ある意味で社会人なら共感する部分が多いでしょう。観客は登場人物の誰かの立場で物事を考えてしまうと思います。その登場人物の描き方も少ないシーンでうまく表現してました。良い作品です。
評価★★★★
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ありがとうございます。
【評価一覧】
★★★★★(★5つ)映画史プラス個人的に大好きで何度も見れる作品。
★★★★☆(★4.5つ)映画史に残る名作<必見>
★★★★ (★4つ)良作<ぜひ、見てほしい>
★★★☆ (★3.5つ)佳作<はまる人ははまる>
★★★ (★3つ)普通<悪くはないので見て損はない>
★★☆ (★2つ半)※それ以下は特にお勧めはしない