ケンとカズ
監督: 小路紘史
出演: カトウシンスケ/毎熊克哉/飯島珠奈/藤原季節/高野春樹
時間:96分
(作品鑑賞回数 1回目)
【感想】
悪友の二人は覚醒剤の闇取引をしていたが、ケンは彼女の妊娠により、手を洗いしっかりとした人生を歩もうとするが・・・。
期待値が高くなければもっと高評価だったかもしれませんが、高評価を聞いていたので、期待値が高くなりすぎました。そのため少し粗さの方が目につきました。ただ、この粗さは作品的にマッチしています。狙った点もあるとは思いますが、作品的に綺麗さ、豪華さは必要ないので、この点がうまく組み合わされたと思いました。ストーリーは特にもの珍しさを感じる内容ではありませんが、ストーリーに根底に漂う不安感、絶望感はずっと付きまとい、良い意味で刺激がつづきます。
ただ、何よりこの作品、素晴らしいのは役者です。私は知らない俳優でした。そのため良い意味で本当にぴったりでキャスティングが見事だと感じました。良い意味での素人感、そして何をするか分からない恐怖感をうまく演じてました。他の作品でもこのような印象を与えられるような演技ができるかはわかりませんが、この作品に置いては他にはいないと思わされました。
評価★★★☆
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ありがとうございます
【評価一覧】
★★★★★(★5つ)映画史プラス個人的に大好きで何度も見れる作品。
★★★★☆(★4.5つ)映画史に残る名作<必見>
★★★★ (★4つ)良作<ぜひ、見てほしい>
★★★☆ (★3.5つ)佳作<はまる人ははまる>
★★★ (★3つ)普通<悪くはないので見て損はない>
★★☆ (★2つ半)※それ以下は特にお勧めはしない