ガルシアの首
監督:サム・ペキンパー
出演: ベニー…ウォーレン・オーツ/エリータ…イセラ・ベガ
賞金首を追う人間たちの模様を描いています。
サム・ペキンパー監督のバイオレンス部分・スローモーションが出ており随所にあり、作品も非常にわかりやすいです。
テーマや主人公など拒絶反応を出す人はいると思いますが、次第に引き込まれていきます。
個人的に好きなシーンは車のガラスをふく少年にガルシアの首の袋の説明をするシーンです。さまざまな比喩が隠されていて、ぐっときます。さらにはホテル・その後の屋敷での銃撃戦も主人公の失ったものの大きさがそうさせたんだろうなと思わさられます。主人公の失ったものが主人公を男に変えます。
男性が中心の作品に思えますが、女性の描き方もすごいです。弱い立場で描きながら、ところどころでは恐ろしいような強さも感じる表現はなかなかです。
評価 ★★★☆
【評価一覧】
★★★★★(★5つ)映画史に残る名作<必見>
★★★★☆(★4.5つ)名作<必見>
★★★★ (★4つ)良作<ぜひ、見てほしい>
★★★☆ (★3.5つ)佳作<はまる人ははまる>
★★★ (★3つ)普通<悪くはないので見て損はない>
★★☆ (★2つ半)※それ以下は特にお勧めはしない。